【婚活記録】マッチングアプリで40代男性が経験した現実と限界

婚活記録

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アプリを責める記事ではありません

先に断っておきます。マッチングアプリは悪いサービスではありません。実際にアプリで結婚した40代男性もいますし、僕の使い方に改善の余地もありました。

これは「42歳の僕がアプリで何を経験し、なぜ撤退を決めたか」の記録です。これから始めようとしている同世代の、判断材料になれば十分です。

僕のアプリ戦績(数字は全部出します)

  • 活動期間:6ヶ月
  • 課金額:約2万5,000円(月額課金+一部オプション)
  • マッチ数:8人
  • 実際に会えた人数:2人
  • その後:2人とも2回目はなし

月あたりに直すと、会える人数は0.3人。1回会うのにかかった費用は、単純計算で約1万2,500円です。もっとひどい数字の人も、ずっといい数字の人もいると思います。ただ、42歳・会社員・恋愛経験少なめという僕のスペックでの実測値として、そのまま置いておきます。

数字だけでは伝わらないので、中身を書きます。

現実1:年齢フィルターの外側にいる

アプリで最初にぶつかる壁は、会話でも写真でもありません。検索条件です。

多くの女性会員は、検索時に年齢の上限を設定します。そして30代の女性の設定する上限は、体感として30代のうちに収まっていることが多い。つまり40代前半の僕は、多くの相手の検索結果にそもそも表示されていません

これが理屈で分かっていても、体感するとかなり効きます。プロフィール文を推敲しても、写真を差し替えても、数字がほぼ動かない。磨き込んだ店構えで開店しているのに、店の前の道を誰も通っていない感覚です。

土俵に立てていないのだから、土俵際の粘りも何もありません。この構造は、個人の努力では変えられませんでした。

現実2:マッチしても「会う」までが遠い

半年で8人とマッチしました。月1人強。そのたびに丁寧にメッセージを送りました。

そして、そのほとんどが数往復で途絶えます。

原因のひとつは温度差です。42歳の婚活には「いいなと思ったら早く会って確かめたい」という切実さがあります。一方で、相手には「まずメッセージでゆっくり人柄を知りたい」というペースがある。急かせば引かれ、合わせれば数週間後に自然消滅する。このジレンマは最後まで埋められませんでした。

一番印象に残っているやり取りは、2週間ほど続いたある方との会話です。話も合い、そろそろ食事にと誘ったところ、返ってきたのは「ごめんなさい、正直まだ結婚は具体的に考えられていなくて」でした。婚活アプリのはずの場所で、です。責める気はありません。ただ、本気度が揃っていない市場では、マッチは約束ではなくただの入口なのだと、そのとき理解しました。

現実3:写真数枚で、全年代の男性と比較され続ける

アプリの構造上、僕のプロフィールは常に大量の競合と並べて表示されます。それも同世代だけでなく、20代・30代も含めた全男性とです。

40代男性の強みは何か。安定した生活、対話の落ち着き、現実的な結婚観。どれも会えば伝わるのに、写真数枚とプロフィール文では伝わらないものばかりです。逆にアプリの画面で伝わるのは、若さと写真映え。つまりアプリは、40代の弱点だけが表示されて、強みが表示されない市場でした。

これが僕の結論だった「最大のミスマッチ」です。商品が悪いのではなく、陳列棚が合っていない。

それでもアプリをやる40代男性へ

撤退した身ですが、これから使う人のために、やってみて分かった実用的な注意点を置いておきます。

  • 婚活特化型を選ぶ。恋活寄り・カジュアル寄りのアプリは、40代の本気の婚活とは温度が合いません。結婚を明示する層が集まる場所を選ぶだけで、消耗が減ります
  • 写真はアプリでもスタジオ級を用意する。土俵に立てる確率がただでさえ低いなら、立てたときの一撃は最大化しておくべきです。プロフィール写真の記事の内容は、アプリでもそのまま有効です
  • 期限を切って始める。「3ヶ月で手応えがなければ撤退して次へ」と最初に決めてください。アプリは月額制なので、ずるずる続く設計になっています。撤退基準は、始める日に決めるものです

僕の結論:土俵を変えたら、同じ自分で結果が変わった

アプリを消して結婚相談所に移ったとき、一番驚いたのは「自分を何も変えていないのに、反応が違う」ことでした。

相談所での13ヶ月は、お見合い申込み約120件、成立15回。アプリの6ヶ月は会えた人数2人、相談所は毎月1回以上確実に会えている。同じ42歳、同じ顔、同じ年収です。変えたのは市場だけ。

40代で、目的が結婚で、対面でこそ真価が出るタイプ。この3条件が揃っている人にとって、合理的な市場はアプリではなく相談所だった、というのが8万円と1年分の結論です。

あなたの3条件がどうかは、あなたにしか分かりません。ただ、もしアプリで消耗して「自分に価値がない」と感じ始めているなら、それはたぶん誤診です。疑うべきは、あなたではなく陳列棚のほうです。

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アプリを続けるか判断する基準

疲れたまま惰性で続けず、期間と結果を決めて検証します。

  • 写真と自己紹介を一度改善する
  • 4週間のいいね・マッチ・面会数を記録する
  • 会うまでのメッセージ量に上限を決める

補足:結婚希望時期と結果が合わなければ、相談所など別手段を併用します。

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