婚活疲れで心が折れそうな時の立て直し方

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婚活疲れは、頑張っている証拠です

お見合いの申込みが通らない。やっと成立しても次につながらない。仮交際が理由も分からず終了する。スマホの通知が鳴るたびに、少し身構えるようになる。

婚活は、例えるなら「不採用通知が届き続ける就活」です。それも、落とされた理由を誰も教えてくれない就活。疲れないほうがどうかしています。

先に言っておくと、僕にも完全に止まった時期があります。アプリで6ヶ月消耗した後、全部のアプリをアンインストールして、しばらく婚活という言葉を頭から追い出していました。それでも最終的には結婚相談所で13ヶ月活動し、プロポーズが成功して成婚退会しています。

つまりこの記事は、「疲れなかった人」ではなく「一度折れかけた人」が書く立て直しの記録です。効いたこと4つと、効かなかったことを正直に書きます。

効いたこと1:期間を決めて、堂々と休む

婚活疲れの一番の毒は、疲れそのものではなく「休んだら誰かに先を越される」という焦りでした。この焦りがあると、休んでいても回復しません。ソファでスマホを握ったまま、婚活のことを考え続けるだけの「休みのふりをした消耗」になります。

僕に効いたのは、「2週間休む」と期間を決めて、その間は婚活の情報も断つことでした。

期限のない休みは、なし崩しの撤退になります(アプリを消した後の僕がそうなりかけました)。でも期限付きの休みは、撤退ではなく戦略です。プロ野球選手が登録抹消で調整するのと同じで、「休む」という活動をしているのだと考えると、罪悪感がかなり減ります。

それに、疲弊しきった状態でお見合いに行くほうが、よほど損です。疲れは表情と会話の温度に必ず出ます。万全の1回は、消耗した3回に勝ちます。

効いたこと2:結果ではなく、行動を数える

婚活で心が折れる仕組みは、はっきりしています。自分で制御できないものを目標にするからです。

「今月中に仮交際に進む」という目標は、相手の意思が半分を占めます。達成できるかどうかを自分で決められない。この種の目標は、未達のたびに「自分はダメだ」という誤った結論を運んできます。

僕が切り替えたのは、数える対象です。

  • 制御できないもの(数えない):お見合いの成立、交際の継続、相手の気持ち
  • 制御できるもの(数える):今週の申込み件数、デート前の準備、終わった後の3行の振り返り

「今週は申込み10件と振り返り2回をやった。だから今週は達成」。こう数えるようにしてから、結果に一喜一憂する振れ幅が明らかに小さくなりました。そして皮肉なことに、行動だけ数えていたほうが、結果も後からついてきました。

効いたこと3:婚活以外の柱を生活に戻す

止まっていた時期を振り返って分かったのは、疲れの原因が「婚活の失敗」そのものではなく、婚活が生活の中心を占領していたことでした。

生活の柱が婚活1本だと、一件の断りが人生全体の否定として響きます。柱が3本あれば、1本揺れても立っていられます。

僕の場合、休んでいた2週間でやったのは、放置していたランニングの再開と、しばらく会っていなかった友人との飲みでした。特別なことは何もありません。ただ、「婚活がうまくいっていない自分」ではなく「普通に生活している自分」に戻る時間が、思った以上に効きました。

再開のきっかけも、その友人の一言です。「で、いつ再開するの」。責める調子ではなく、再開が当然という言い方だったのが、妙にありがたかった。

副次的な効果もあります。婚活「しか」ない人の余裕のなさは、お見合いの場で相手に伝わります。婚活「も」している人の余裕も、同じように伝わります。生活の柱を戻すことは、休養であると同時に、実は婚活の戦力強化でもありました。

効いたこと4:敗因を一人で抱えない

婚活疲れの中で一番苦しいのは、断られること自体ではなく、「なぜダメだったのか分からない」ことでした。理由が分からないと、改善のしようがない。改善できないと、同じ失敗を繰り返す予感だけが積もっていく。

僕が相談所に移って一番救われたのは、紹介の仕組みよりも、この「分からない」が減ることでした。交際終了の理由は、カウンセラー経由で相手側の声がある程度返ってきます。「会話が一方的に感じた」「お店選びを全部こちらに委ねられたのが不安だった」。聞けば痛いですが、痛みには使い道があります。原因不明の痛みには、使い道がありません。

相談所を使っていない人でも、代わりはあります。信頼できる既婚の友人に経緯を話して、率直な感想をもらう。それだけでも、一人で夜中に反芻するより何倍も健全です。敗因分析は、一人でやると自己攻撃になり、二人でやると戦略会議になります。

→ 関連記事:交際終了はなぜ来るのか。断られた理由から学んだこと

効かなかったこと(正直に)

逆に、僕には効かなかったものも書いておきます。

「気にしないようにする」——無理でした。気にするなと自分に命じるほど気になります。気にしたまま、行動だけ続けるほうが現実的でした。

やけくその数打ち——疲れている時期に申込みだけ増やしても、プロフィールの文面も会ったときの表情も雑になり、成果はむしろ落ちました。数は、回復してから打つものです。

折れそうなあなたへ

最後に、当時の自分に言いたかったことを書きます。

疲れたら、期間を決めて休んでください。休んだら、戻ってください。婚活は、止まらなかった人ではなく、止まったまま終わらなかった人がゴールに着きます。

僕は途中で何度も止まりました。アプリを消した夜は、正直「もう一生このままでいいか」と思いました。それでも戻って、いまは婚約者と新居の話をしています。あの夜の僕に見せたい光景です。

止まることは、負けではありません。今夜は休んで、2週間後の自分に再開を任せてください。

→ 関連記事:「どうせ無理」と思っていた僕が婚活を始めた日の話

婚活を休む判断も戦略

疲労が強い時は、無理に会って相手へ雑な対応をするより短期間休むほうが建設的です。

  • 睡眠や仕事に支障が出ていないか確認する
  • 休止期間と再開日を決める
  • 活動量を半分にして負担を比較する

補足:強い落ち込みや不眠が続く場合は、一人で抱えず専門機関へ相談してください。

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