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婚活パーティー、実際どうなのか
婚活を始めようとしたとき、最初の選択肢に挙がりやすいのが婚活パーティーです。1回数千円で、その日のうちに複数の女性と話せる。アプリより手軽そうで、結婚相談所より圧倒的に安い。
僕はここから婚活を始めました。42歳からの約半年で12回参加。結果は、カップリング3回、そこからデートにつながったのは1回です。参加費の合計は約5万5,000円でした。
先に総括すると、こうです。
婚活パーティーは「婚活の練習場」としては優秀。ただし40代男性が「結婚相手を見つける場」としては効率が悪い。
これから始める人が同じ回り道をしなくて済むように、良かったことも痛かったことも、数字と一緒に全部書きます。
婚活パーティーの基本(初めての人向け)
行ったことがない人向けに、一般的な流れを先に説明します。
- 受付でプロフィールカードを記入(職業・年収・趣味など)
- 1対1のトークタイム(1人あたり3〜8分程度で異性全員と話す)
- 中間印象チェック(気になる人を記入。マッチ状況が途中で分かる形式もある)
- フリータイム(気になる人のところへ行き、再度話す)
- カップリング投票 → 結果発表
拘束時間は1.5〜2時間ほど。参加人数は男女各6〜10人前後の回が多く、「40代限定」「大人の婚活」など年齢帯で区切られた回もあります。
先に大事なことを1つ。40代男性は、年齢帯が区切られた回を選ぶのが大前提です。「20代〜40代」のような幅広い回に出た場合に何が起きるかは、後述する僕の失敗のとおりです。
12回参加して分かった現実
現実1:3〜8分では「減点されないこと」しかできない
トークタイムは短い。とにかく短い。自己紹介をして、仕事の話を少しして、趣味の話題を1往復したら終了のベルが鳴ります。
この時間でできるのは、自分の魅力を伝えることではなく、「感じの悪い人ではない」と示すことまでです。つまり勝負は中身より先に、見た目と第一声で決まります。清潔感のある服装、明るい挨拶、笑顔。ここで並べなければ、フリータイムで誰もあなたの前に来ません。
僕の初参加の失敗を書きます。「仕事帰りのほうが自然だろう」と、くたびれたスーツのまま参加しました。ネクタイは緩み、革靴は手入れなし。会場に入ると、他の男性参加者が思いのほか小綺麗にしていて、その時点で嫌な予感はしました。結果は、中間チェックもカップリングもゼロ。トークタイムで沈黙が怖くて仕事の話ばかりしてしまい、後から思えば、相手の話をほとんど聞いていませんでした。
2回目以降、ジャケットを新調し、「相手に質問して、返ってきた答えに感想を言う」だけを目標にしたら、フリータイムに来てくれる人が現れるようになりました。レベルの低い話に聞こえるかもしれませんが、初参加の40代男性の多くが同じ穴に落ちます。
現実2:カップリングしても「連絡先を知っている他人」止まりになりがち
僕の実績をもう一度書くと、12回でカップリング3回、デートにつながったのは1回です。
カップリングと聞くと交際のスタートのように思えますが、実態は「連絡先交換の許可」くらいの意味です。会場を出た瞬間から、その後の誘い方・お店選び・関係の進め方は完全に自力。ここで恋愛経験の少なさがモロに出ます。
僕の3回のカップリングの内訳は、1回目は当日の夜にお礼のメッセージを送ったきり、数往復で自然消滅。2回目は食事に誘うタイミングを計りかねているうちに返信が来なくなり、3回目でようやく1度食事に行けたものの、2回目のお誘いは丁寧にお断りされました。
誰も助けてくれません。カウンセラーもルールもない。パーティーの本当の難所は、会場の中ではなく会場の外にありました。
現実3:参加者の「本気度」はバラバラ
パーティーは入場のハードルが低いぶん、参加者の真剣度もバラバラです。結婚を急いでいない人、友達に誘われて来てみた人、恋人が欲しいだけの人。
悪いことではありません。ただ、「1年以内に結婚したい」側からすると、この温度差はかなりの消耗ポイントでした。せっかくカップリングしても、相手が「いい人がいれば、くらいの気持ちで」となると、進むものも進みません。
身元の面も同様で、プロフィールカードは自己申告です。疑えばキリがない世界で、疑いながら人と親しくなるのは、思った以上に疲れます。
現実4:それでも、得たものは大きかった
ここまで厳しめに書きましたが、僕はパーティーに行ったことを後悔していません。理由は3つあります。
- 場慣れした。 初対面の女性と1対1で話す緊張は、理屈ではなく回数でしか消えませんでした。12回分の場数は、後の相談所のお見合いで確実に効きました
- 自分の課題が具体的になった。 服装、話題選び、聞く姿勢。毎回「今日のダメだった点」がはっきりするので、直しようがありました
- 「行動できる自分」になれた。 これが一番大きい。何もしなかった41歳までの数年より、動いた最初の3ヶ月のほうが確実に前進していました
費用対効果で言えば、5万5,000円は「結婚相手探し」としては赤字ですが、「40代からの婚活のチュートリアル」としては妥当な授業料だったと思っています。
婚活パーティーが向いている人・向いていない人
12回分の経験から、正直に仕分けします。
向いている人
- 婚活を始めたばかりで、まず異性と話す場慣れがしたい人
- 会話の練習の場が欲しい人(言い方は悪いですが、実際そういう使い方が一番機能します)
- 数千円で婚活の空気を知りたい人
向いていない人
- 1年以内など、期限を決めて結婚したい人
- カップリング後、自力で関係を進めるのがつらい人(かつての僕です)
- 短時間のトークで自分を出すのが極端に苦手な人(じっくり型は1時間話せるお見合いのほうが向いています)
僕が結婚相談所に移った理由
参加が10回を超えたあたりで、気づいてしまいました。
このやり方は、当たりが出るまでガチャを回し続けるのに似ている。
回数を重ねてトークが多少うまくなっても、構造は変わりません。パーティーの弱点は「本気度のバラつき」と「その後が全部自力」の2つ。この2つを両方解決する場所を探したら、結婚相談所しかありませんでした。
独身証明書や収入証明の提出で本気度と身元は担保され、お見合いから成婚までの進め方にはレールとカウンセラーがつく。費用は上がりますが、僕はパーティー12回分の参加費約5万5,000円と、そこに費やした半年を先に払った身です。正直な感想は「最初から相談所でもよかった」でした。
実際、相談所に移ってからの13ヶ月で、お見合い15回、仮交際5人、真剣交際1人。その1人にプロポーズをして、成婚退会しました。パーティー12回で1デートだった人間の数字として、市場を変える効果は伝わるかと思います。
→ 関連記事:結婚相談所とは?40代男性が入会して分かった仕組みと実態
→ 関連記事:40代の婚活はもう遅い?現役で活動した僕の結論
パーティーは無駄ではありませんでした。でも、あなたが「練習」ではなく「結婚」を探しているなら、最初から本気度の揃った場所を選ぶことをおすすめします。
婚活パーティーを検証する4項目
参加回数だけを増やさず、どの条件で会話や連絡先交換につながったかを記録します。
- 年齢幅と参加人数
- 1人あたりの会話時間
- カップリング後の連絡継続率
補足:3〜5回で成果がなければ、プロフィールやイベント形式を変えて比較します。


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