お見合い後の「また会いたい」をもらうためにやったこと

お見合い・デート実践

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「感じのいい人」で終わらないために

お見合いはうまく話せた。雰囲気も悪くなかった。手応えすらあった。なのに数日後、相談所から届くのは「今回はご縁がありませんでした」——。

この壁に当たっている人へ。僕も長いこと、そこにいました。婚活パーティー時代を含めて、僕は「感じのいい人」の量産機でした。感じのいい人でした、という評価とセットで、お断りが届くのです。

数字で書きます。改善前、パーティーと活動初期のお見合いでは、3回会って次につながった人はゼロ。改善後は、お見合い15回から仮交際5人。移行率でいえば3割超で、カウンセラーには「40代男性としてかなり良い数字」と言われました。

顔も年齢も変わっていません。変えたのは3つの行動だけです。全部、今日から真似できます。

改善1:「減点されない」から「印象に残る」へ

まず、構造の話をさせてください。あなたのお見合い相手は、同じ月に複数の人とお見合いをしています。つまりあなたの比較対象は「理想の男性」ではなく、同じ週に会った他の誰かです。

安全運転の会話——質問に答え、相槌を打ち、波風を立てない——は、減点されません。そして、記憶にも残りません。数日後、相手が返事を考えるとき、思い出せない人に「また会いたい」とは書けないのです。「決め手がなかった」という終了理由の正体は、たいていこれです。

僕に効いたのは、少しの自己開示でした。具体的には、こんな一言です。

「実は今日、緊張してしまって。先週この店を下見に来たんです」

完璧な男を演じるなら、絶対に言わない一言です。でも、この種の「隙のある正直さ」を出した回から、明らかに相手の表情が変わるようになりました。人は、隙のない人より、正直な人にまた会いたくなる。15回分の実感です。

改善2:相手の話を「覚えて、返す」

会話術の本には色々なテクニックが載っていますが、僕が15回で見つけた最強の技はこれです。序盤に相手が言ったことを、中盤以降で引用する。

「そういえば、さっきおっしゃっていた◯◯、あれからずっと気になっていて。もう少し聞いてもいいですか」

たったこれだけで、相手に伝わる情報は絶大です。「この人は、私の話を聞き流していない」。話し上手である必要はありません。覚えている人であれば十分です。

後日談があります。いまの婚約者に、初お見合いの印象を聞いたことがあります。答えは「質問したことを覚えていて、次のデートで続きを聞いてくれたこと」でした。僕の会話力ではなく、記憶力(というより、ちゃんと聞く姿勢)が婚約につながったわけです。

改善3:「次」を匂わせる。ただし、確認はしない

お見合いの場で「また会えますか?」と直接聞くのは、ルール違反であり、相手から断る自由を奪う重い質問です。これはやってはいけません。

でも、未来の話題をテーブルに置いてくるのは自由です。

「さっきお好きだとおっしゃっていた◯◯のお店、僕も行ってみたくなりました」

返事を求めない、ただの感想です。でもこの一言は、相手の頭の中に「この人と次に会うとしたら」という具体的な場面を作ります。返事を書くとき、白紙の相手と、場面が浮かぶ相手。どちらに「また会いたい」と書きやすいかは、明白です。

逆に、僕が「ご縁がなく」をもらった理由

公平のために、僕が実際にもらったお断りの理由も書きます。相談所のいいところは、カウンセラー経由で相手側の理由がある程度聞けることです。痛かった順に。

  • 「会話が面接みたいだった」——質問攻めです。質問→回答→即・次の質問。改善策は、間に感想と自分の話を挟むこと(詳しくは会話術の記事に)
  • 「お疲れのように見えた」——仕事帰り気分の表情と姿勢は、自覚の3倍疲れて見えます。これを聞いてから、お見合い前は5分だけ鏡の前で表情を作ってから入るようにしました
  • 「決め手がありませんでした」——一番多く、一番悔しい理由です。何も間違えていないのに、選ばれない。この理由をもらうたびに、上の3つの改善の意味を再確認しました

3つ目が本当に多いんです。だからこそ、この記事の結論は「ミスを減らす」ではなく「印象を残す」なのです。

最後に:自分の返事は当日中に

もうひとつ、地味に効く話を。自分が「また会いたい」と思ったら、カウンセラーへの返答は当日中の即答にしてください。

理由は、待つ側になれば分かります。僕も相手の返事を待つ数日間を何度も経験しましたが、返事が早いというだけで、誠実さと熱意が伝わってきます。逆に1週間引っ張られた末のOKは、正直、嬉しさより「保留されていたんだな」が先に立ちました。

返事の速さは、それ自体がメッセージです。会話の技術より簡単で、効果は確実です。

まとめ

「また会いたい」をもらうためにやったことは、結局この3つでした。

  1. 少しの自己開示で、隙のある正直な人になる
  2. 相手の話を覚えて、引用して返す
  3. 未来の話題を置いてくる(確認はしない)

どれも話術ではなく、姿勢の話です。そして仮交際に進んだら、次は初回デートという新しいステージが待っています。誘い方から店選びまで、続きはこちらへ。

→ 関連記事:初回デートの誘い方・店選び・当日の流れ

お見合い直後の振り返り3問

合否を予想するより、次に会ったら知りたいことがあるかで判断します。

  • 自然に笑えた場面はあったか
  • もっと聞きたい話題が残ったか
  • 無理をせず話せたか

補足:完璧な手応えを求めず、迷う場合はもう一度会って判断します。

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